北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は国家樹立当初から武力行使を辞さぬ形で朝鮮半島を統一することを標榜してきた)。この点においては韓国(大韓民国)も同じ態度のまま(李承晩の北進統一論)であったが、1950年、北朝鮮が韓国に侵攻し朝鮮戦争に突入した。だが北朝鮮側の事前の予期に反して国連軍が韓国防衛のために尽力し、中国人民解放軍の北朝鮮支援(介入)を招き国土の荒廃と、南北分断の固定化という惨憺たる結果に終わった。
その後の北朝鮮は朝鮮戦争からの復興事業を一段落させた後、1960年代に入ると、韓国に対する諜報活動を活発化させた。時には直接の破壊工作も行ったと言われている。その工作活動は少なくとも1980年代まで続けられていたことが確認されている。
現在当局によって把握されている被害状況からすると、日本人拉致が北朝鮮の国家機関によって企図されたのは、1970年代後半になってからではないかと推測される。それまで主として韓国国内で活動してきた北朝鮮のスパイ・工作員らが、この時期以降、韓国当局の手によって数多く摘発されるなど、韓国当局による北朝鮮工作員への警戒が非常に厳しくなったことで在日韓国・朝鮮人らを抱き込んで韓国に入国させる形での対韓国工作活動の遂行が困難になってきた。そのため、北朝鮮当局は日本人になりすまして工作員を韓国に入国させる手口が有効であると考え、韓国のみならず世界各国の出入国に便利な日本人のパスポート(旅券)を奪取するため、また同時に工作員を日本人にしたてるための教育係としての利用するためなどの日本国内での工作活動の利便性を向上させる目的や複数の日本人を拉致したとの指摘がある。また、北朝鮮工作員が日本侵入中に日本人と遭遇し目撃されたために拉致した事例や、工作員が確かに日本に潜入したことを北朝鮮特殊機関の上官に帰国後証明するために日本人を拉致した事例もあったのではないかとの指摘もある(例えば、1977年の横田めぐみの拉致事案の場合、その経緯からは「横田めぐみ」という特定の日本人を狙った形跡はなく、「工作員が日本に確かに潜入した証拠として通りかかった日本人少女を拉致した」という見方がされている)。
なお、いわゆる「教育係」としての役割については、日本語と朝鮮語の両方に堪能な在日朝鮮人も数多く存在していることや、朝鮮総連は全国各地に事務所があり、各地域の在日朝鮮人が日本各地の風習や生活習慣に精通することもできるため、日本人を拉致し朝鮮語を一から教えることを目的とした拉致は、リスクの大きさ等を考えると不自然であるとの見方も存在する 。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
未だ不可解で、未解決な事件がとても多いです。一日でも早く解決してほしいと思います。
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